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GAFAの比較 GAFAを語るならこれぐらいは知っておこう!

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GAFAって?

GAFAとはGoogle、Apple、Facebook、Amazonの4社の頭文字をとって作られた言葉です。この4社は検索エンジン、スマートフォン、SNS、ネット通販、クラウドサービス、メッセージアプリ、決済サービス等の様々な分野で圧倒的な地位を占めており、いち民間企業でありながら国家を上回るほどの影響力を世界に与えているとも言われております。今回はこの4社を決算数値等の観点から比較していきます。基本的なことばかりですからGAFAを語るならこれぐらいは知っておきたいといった内容ばかりですので是非読んでいってください。

4社の比較

GAFAの4社はアメリカの企業です。今回の比較で出てくる財務数値は分かりやすさの観点から1ドル105円として換算しております。またGoogleとして記載している箇所は親会社のAlphabetの連結決算の数値となっております。また、Amazon、Google、Facebookは2019年12月期、Appleは2019年9月期の決算数値となっております。

売上高の比較

4社の売上高は以下のとおりです。

アマゾンとアップルの売上が飛び抜けております。この2社は物を売っているため売り上げが大きくなっております。アマゾンは通販の売り上げが大きいのでしょう。一方でアップルはパソコンとスマートフォンといった少ない製品で27兆円も売り上げているのは驚異的です。

GoogleとFacebookの売り上げは主に広告収入です。同じく広告を主な収入源としている日本のテレビ局の売上高は1,500億円〜6,000億円程度ですのでGoogleとfacebookの規模が如何に大きいかがよく分かります。

純利益の比較

4社の純利益は以下の通りとなっております。

利益はアップルが最も大きくなっております。一方で売り上げで1位だったAmazonは4位となっております。アップルは自社製品を売っているため利益率が高くなっているのでしょう。とはいえ4社ともに1兆円を超える利益を計上しており非常に収益性が高くなっております。

研究開発費の比較

4社の研究開発費は以下のとおりとなっております。

アマゾンは研究開発費の金額が開示されていなかったため分かりませんでした。研究開発に最も大きな金額を投じているのはGoogleでした。ちなみに日本が誇るトヨタの2020年3月期の研究開発費は約1兆円でしたから3社ともにトヨタ以上に研究開発費を投じていることが分かります。これだけ巨額の資金を新製品やサービスに投じられては他の企業が太刀打ちできる気がしません。

税負担率の比較

GAFAはよくニュース等でタックスヘイブンを使って租税回避しているというような批判を受けていることが多いですが、実際のところはどうなのでしょうか。税引前利益に対する法人税等の計上額の割合である税負担率を比較してみましょう。4社の税負担率は以下のとおりです。

最も税負担率が低かったのはGoogleでした。アメリカの実効税率は約21%ですからフェイスブック以外は確かに低い税負担率となっていることが分かります。とはいえ全く税金を負担していないというほどではなさそうです。

総資産額の比較

4社の総資産額は以下の通りとなっております。

資産総額はAppleが一番大きくなっております。とはいえAppleの保有資産のうち16兆円は投資有価証券となっております。GAFAは余剰資金が豊富にあり米国債等の安全性の高い債券で運用している会社が多くなっております。

株価上昇率の比較

GAFAの過去5年間の株価の上昇率は以下のとおりです。(2015年9月末と2020年9月末の株価を比較しております。)

株価の上昇率はAmazonが最も大きくなっております。Amazonは営業利益が赤字の状況が続いておりましたが、業績が好転したため株価も大きく上昇したようです。4位のGoogleでも2.4倍にまで上昇しており市場からGAFAへの期待が高まっていることが伺えます。

まとめ

今回はIT分野で世界を席巻するGAFAを比較してみました。4社の中ではAppleが頭一つ抜けてるような印象を受けました。とはいえ今回の比較では全て兆単位の比較となっており、4社ともに桁違いの巨大企業です。日本の企業でこの4社に対抗できるような会社は思いつきませんし、今後も出てくることは無いのではないかと思います。

当ブログでGoogleとFacebookの2社についてはもう少し詳細に分析をした記事がありますのでよろしければどうぞ。

Alphabet, Inc. 決算分析

Facebook, Inc. 決算分析

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