優良企業ランキングTOP10
当ブログでは国内外問わず様々な企業の決算数値の分析をしてきました。
今回はこれまでに取り上げた企業の中で特に筆者が特に優良企業だと考える10社をランキング形式で紹介していきたいと思います。
第10位 ダイキン工業株式会社
第10位は大阪市に本社を置き、エアコン等の製造販売事業を行うダイキン工業です。
財務数値の概要と評価
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売上高の内訳
ダイキンのセグメント別の売上高の内訳は以下のとおりです。
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ダイキンすごいところ、財務数値の特徴
- 海外売上割合が約75%を占め、ダイキンのエアコンは世界各地で使われている。
- 世界トップシェアでありエアコンの代替品が今後出てくることは考えにくく、今後も安定して利益を上げることが期待できる。
ダイキン工業を取り上げた記事はコチラ
![](https://bunsekizaimu.com/wp-content/uploads/2021/10/LEGO-AS-決算分析-12-320x180.png)
第9位 KDDI株式会社
第9位は千代田区に本社を置き電気通信事業を行うKDDI株式会社です。携帯キャリアのauを展開している会社です。
財務数値の概要と評価
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売上高の内訳
KDDIのセグメント別の売上高の内訳は以下のとおりとなっております。
![](https://bunsekizaimu.com/wp-content/uploads/2021/12/スクリーンショット-2021-12-11-21.52.31.png)
KDDIのすごいところ、財務数値の特徴
- 政府から料金引き下げ圧力がかかるほど利益率が高い。
- auじぶん銀行、auでんき等の携帯談話契約者に対して様々な派生サービスを提案できる。
KDDIを取り上げた記事はコチラ
![](https://bunsekizaimu.com/wp-content/uploads/2020/08/LEGO-A_S-決算分析-63-320x180.png)
第8位 大和ハウス工業株式会社
第8位は大阪市に本社を置く戸建て、マンション、商業施設等の建設管理事業を行う大和ハウス工業です。
財務数値の概要と評価
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売上高の内訳
大和ハウス工業のセグメント別の売上高の内訳は以下のとおりです。
![](https://bunsekizaimu.com/wp-content/uploads/2021/12/スクリーンショット-2021-12-11-21.50.37.png)
ダイワハウスのすごいところ、財務数値の特徴
- 売上の大半が国内向けであるものの、売上高は成長傾向にある。
- 住宅、商業施設、物流施設等様々な建物を取り扱っておりバランスが良い
- 保守管理業務はストック型の商売であり安定して収益が見込める。
ダイワハウスを取り上げた記事はコチラ
![](https://bunsekizaimu.com/wp-content/uploads/2020/08/LEGO-A_S-決算分析-62-320x180.png)
第7位 トレンドマイクロ株式会社
第7位は東京都渋谷区に本社を置き、コンピューター、インターネットセキュリティ関連製品の開発販売事業を行うトレンドマイクロです。
財務数値の概要と評価
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売上高の内訳
トレンドマイクロのセグメント別の売上高は以下のとおりとなっております。
![](https://bunsekizaimu.com/wp-content/uploads/2021/12/スクリーンショット-2021-12-11-21.49.59.png)
トレンドマイクロのすごいところ、財務数値の特徴
- ソフトウェア事業は固定費が大きい為スケールメリットが競争力に大きな影響を与えるが、国内シェアは他を圧倒している。
- インターネットセキュリティは成長市場である。
トレンドマイクロを取り上げた記事はコチラ
![](https://bunsekizaimu.com/wp-content/uploads/2020/06/LEGO-A_S-決算分析-10-320x180.png)
第6位 小林製薬株式会社
第6位は大阪市に本社を置き医薬品、口腔衛生品、日用品の製造販売事業を行なっている小林製薬株式会社です。
財務数値の概要と評価
![](https://bunsekizaimu.com/wp-content/uploads/2021/12/スクリーンショット-2021-12-11-18.42.24.png)
売上高の内訳
小林製薬株式会社のセグメント別の売上高の内訳は以下のとおりです。
![](https://bunsekizaimu.com/wp-content/uploads/2021/12/スクリーンショット-2021-12-11-21.48.38.png)
小林製薬のすごいところ、財務数値の特徴
- 粗利率、営業利益率が高い。
- 製品ラインナップが広く、生活必需品が多い為業績が安定している。
小林製薬を取り上げた記事はコチラ
![](https://bunsekizaimu.com/wp-content/uploads/2020/06/LEGO-A_S-決算分析-13-320x180.png)
第5位 任天堂株式会社
第5位は京都市に本社を置く、娯楽製品の製造販売事業を行なっている任天堂株式会社です。
財務数値の概要と評価
![](https://bunsekizaimu.com/wp-content/uploads/2021/12/スクリーンショット-2021-12-11-18.41.00.png)
売上高の内訳
![](https://bunsekizaimu.com/wp-content/uploads/2021/12/スクリーンショット-2021-12-11-21.47.24.png)
任天堂のすごいところ、財務数値の特徴
- ゲームソフトの利益率が高いため、ゲーム機本体がヒットすれば大きな利益が計上される。
- マリオやゼルダといった多くのキラータイトルを抱えており商品力で他社を圧倒している。
任天堂を取り上げた記事はコチラ
![](https://bunsekizaimu.com/wp-content/uploads/2021/07/LEGO-AS-決算分析-14-320x180.png)
第4位 ファナック株式会社
第4位は山梨県南都留郡に本社を置く、ファクトリーオートメーション機器の製造販売事業を行なっているファナック株式会社です。
財務数値の概要と評価
![](https://bunsekizaimu.com/wp-content/uploads/2021/12/スクリーンショット-2021-12-11-18.38.43.png)
売上高の内訳
ファナックのセグメント別の売上高の内訳は以下のとおりです。
![](https://bunsekizaimu.com/wp-content/uploads/2021/12/スクリーンショット-2021-12-11-21.39.32.png)
ファナックのすごいところ、財務数値の特徴
- 工作機械メーカーで競合他社と比べて利益率が非常に高い。
- 海外向けの売上高が8割以上を占める。
- 潤沢な営業キャッシュフローを研究開発に投入できる。
ファナックを取り上げた記事はコチラ
![](https://bunsekizaimu.com/wp-content/uploads/2021/11/LEGO-AS-決算分析-18-320x180.png)
第3位 株式会社キッコーマン
第3位は千葉県野田市に本社を置く醤油、食品の販売事業を行う株式会社キッコーマンです。
財務数値の概要と評価
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売上高の内訳
![](https://bunsekizaimu.com/wp-content/uploads/2021/12/スクリーンショット-2021-12-11-21.38.26.png)
キッコーマンのすごいところ、財務数値の特徴
- 海外市場向けの売上割合が約6割を占め、利益率が高い
- 特に海外事業で有力な競合他社がおらず、今後も新規参入の脅威も小さいと考えられる。
キッコーマンを取り上げた記事はコチラ
![](https://bunsekizaimu.com/wp-content/uploads/2020/01/LEGO-A_S-決算分析-34-320x180.png)
第2位 ソニー株式会社
第2位は東京都港区に本社を置く、エレクトロニクス製品、ゲーム、映画、音楽、金融事業等を展開するソニー株式会社です。
財務数値の概要と評価
![](https://bunsekizaimu.com/wp-content/uploads/2021/12/スクリーンショット-2021-12-11-21.57.30.png)
売上高の内訳
![](https://bunsekizaimu.com/wp-content/uploads/2021/12/スクリーンショット-2021-12-11-21.57.15-1024x513.png)
ソニーのすごいところ、財務数値の特徴
- 全ての事業で競争力があり利益を計上している。
- ゲームや半導体関連事業は浮き沈みが激しいが、それらの事業で業績が悪化しても他の事業が下支えすることができる。
ソニーを取り上げた記事はコチラ
![](https://bunsekizaimu.com/wp-content/uploads/2020/11/LEGO-A_S-決算分析-77-320x180.png)
第1位 株式会社キーエンス
第1位は大阪市に本社を置く電子応用機器の販売事業を行なっているキーエンスです。
財務数値の概要と評価
![](https://bunsekizaimu.com/wp-content/uploads/2021/12/スクリーンショット-2021-12-11-10.56.05-1.png)
売上高の内訳
![](https://bunsekizaimu.com/wp-content/uploads/2021/12/スクリーンショット-2021-12-11-21.36.33.png)
キーエンスのすごいところ、財務数値の特徴
- 工場を持たないファブレス企業にもかかわらず、非常に利益率が高い。
- 営業に力を入れており顧客のニーズを掴んで高付加価値を実現
- M&Aには消極的
キーエンスを取り上げた記事はコチラ
![](https://bunsekizaimu.com/wp-content/uploads/2021/06/LEGO-AS-決算分析-7-320x180.png)
まとめ
1位から10位までの結果は以下のとおりとなりました。
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1位から10位の会社を見て共通点を見つけようと思ったのですが、見つかりませんでした。10社あれば成功パターンも10通りあるということでしょう。
旅を始めて2年以上が経過し色々な企業を見てきましたが、まだまだ優良企業探しの旅は続きます。(*^▽^*)